紅茶とは
そもそも、紅茶とは一体どういった飲み物でしょうか?ここでは紅茶という飲み物、そしてその定義について説明しています。
普段から皆さんがお茶として親しむことの多い緑茶やウーロン茶と紅茶って実は親戚だったってことはご存知ですか?
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【紅茶(こうちゃ)】とは、学名は「カメリア・シネンシス」と言うツバキ科ツバキ属の常緑樹の茶の葉を発酵、乾燥させたもの。緑茶、烏龍茶、麦茶なども実は、この同じ「カメリア・シネンシス」から作られています。
しかし、同じ植物の葉から、なぜ違う種類の飲み物が出来てしまうのでしょうか?その秘密は「製造法」の違いにあります。
お茶の芽や若葉などに含まれる「酸化酵素」の働きで、成分である「葉緑素」「タンニン」「ペクチン」などが酸化発酵してできます。これを製造の工程を含むものが「紅茶」で、含まないものが「緑茶」です。
酸化発酵をすると、茶葉は色やその抽出液が美しい赤褐色へ、香りはフルーティーで芳醇な香りへと変化していきます。
製造法による茶の種類の変化 | |
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完全発酵茶 |
紅茶 |
半発酵茶 |
ウーロン茶 |
不発酵茶 |
緑茶 |
日本や中国では煎じた液の色が紅みががっているためその色味から「紅茶」と呼んでいますが、イギリスをはじめとするヨーロッパ諸国では、茶葉の色が黒いので「ブラックティー」または「ティー」と呼んでいます。
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