紅茶の成分
コーヒーほど知られていませんが、実は紅茶にもカフェインが含まれています。その他、紅茶はどのような物質で構成されているのでしょうか?ここでは、紅茶に含まれる主な成分について解説しています。
これも知っておくと何かのときに役立つかもしれませんよ。
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<紅茶に含まれる主な成分>
カフェイン |
紅茶に含まれる主な成分の1つ。
紅茶に含まれるカフェインの量は、実はコーヒーの約3倍。割合にして全体の約3%となります。
ただし、およそ1杯当りの飲用時のカフェイン濃度はコーヒーの方が高く、一般的に紅茶の約2倍と言われています。
また、紅茶内のカフェインはタンニンと結合するため、カフェインの効果は弱くなります。そのため、コーヒーのような覚醒作用は抑制されます。
妊婦や妊娠中の方はなるべく控えるべきと言われています。詳しくは「妊婦、妊娠中の方と紅茶」も御覧ください。 |
タンニン
(紅茶ポリフェノール) |
ポリフェノールの一種。全体の約10%程度タンニンが含まれています。
紅茶内のタンニンは、苦味をつかさどるカテキンと、渋味を持つ没食子酸エステル誘導体から構成されています。
紅茶独特の紅色に大きく影響を与える成分でもあります。
また、紅茶ポリフェノールには、活性酸素の働きを抑える「抗酸化作用」があり、これは老化防止や生活習慣病の予防にも効果をもたらすと言われています。 |
紅茶フラボノイド |
紅茶の色を主に決定付ける、紅茶の呈色成分。
なかでも「テアフラビン」と「テアルビジン」が代表的な成分で、この2種類の成分の量が多いほど、紅茶の色は鮮やかで濃い紅色となります。
レモンティーにすると色素が薄くなります。 |
テルペン類 |
紅茶の香りを決定する成分。
主なものに「リナロール」や「ゲラニオール」などがありますが、アルコール類をはじめとする、多くの成分が影響しています。 |
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